アレクサンダーテクニークとは、自分の身体の中にある”悪い癖”を探し出し、それを改善していくことでより良い状態になる。ということを伝えているメソッドです。
今回はこのアレクサンダーテクニークは音楽家にとって何がいいのか?ということを解説していきたいと思います。
アレクサンダーテクニークのまとめ
①吹奏楽部のためのアレクサンダーテクニーク
②アレクサンダーテクニークとフォーカルジストニア
③アレクサンダーテクニークの重要事項、プライマリーコントロールとは?
例えばあなたは20歳ぐらいから
腰痛や肩のコリなどに悩まされたことはありませんか?
腰痛や肩のコリは子供時代にはあったでしょうか。
ないですよね?
それは、大人になる過程でできた
“悪い癖”が影響して腰痛や肩コリになっています。
- 右重心で歩いている
- 足を上げるとき肩を一緒に引き上げる
- 喋る時に頭を動かす
などなど、”悪い癖”が慢性化した結果、
それが肩コリや腰痛を誘発しているんですね。
ということは、上記の
- 右重心で歩いている
- 足を上げるとき肩を一緒に引き上げる
- 喋る時に頭を動かす
に自分の力で気づくことができれば、
それを直すことで副作用的に腰痛や肩コリが治っていく。
ということになりますね。
なぜ音楽家に有効なの?
アレクサンダーテクニークの必要な基本概念として、
プライマリーコントロールというものがあります。
このプライマリーコントロールを維持してあげることによって、
身体全体がリラックスできるのですが、
逆に言えば人間の身体はこのプライマリーコントロールが
崩れていれば、脱力をすることができなくなります。
音楽家にとって脱力というのは切っても切れない
関係にあるものですから、アレクサンダーテクニークが
音楽家に効果があるというのはそこからきているんですね。
アレクサンダーテクニークを習えば何が変わる?
僕自身経験しているからわかるのですが、
明らかに音質と身体がコントロールできるスピードが変わります。
身体全身の力がぬけるため、当然といえば当然なのでしょうが・・・。
近くにアレクサンダーテクニークの先生
がおられるのであれば、体験レッスンに
すぐにでもいかれることをお勧めしますよ!
音楽家にとっては身体は資本ですから!
あ、僕もアレクサンダーテクニークのレッスン
をしていますので、興味のある方はどうぞ(笑)
今日の一句
アレクをね
体験すると
感動さ