アレクサンダーテクニーク

アレクサンダーテクニークとピアノの関係性。7つのメリットをご紹介!

ピアニストの方はアレクサンダーテクニークという言葉を聞いたことがあると思います。

主に音楽家のための身体メソッドになりますが、これをマスターすることで、音楽家にとって大きなメリットがあります。

  • 音質がよくなる
  • 身体の使い方がマスターできる
  • 腰痛、フォーカルジストニアなどの難病が改善する

音楽家、特にピアニストに関しては得なことしかありません。今回はピアニストにとっての7つのメリットを解説していきたいと思いますので、是非ピアニストの方はゆっくりと記事をごらんください。

 

ピアニストのためのアレクサンダーテクニーク7つのメリット

音質がよくなったと評価される

アレクサンダーテクニークは、音質を劇的に向上させるメソッドです。主にプライマリーコントロールと呼ばれる頭、首、背中の関係を重視しています。
 
プライマリーコントロールを意識してる、身体がすごく脱力するため、結果的に音質がものすごくよくなっていきます。プロで活躍しているピアニストにとっては必須の技能といえるでしょう。

苦手なことや課題を解決するきっかけを得る

アレクサンダーテクニークの大切なことに、癖を無くすという概念があります。癖をなくしていくことで本当の姿を持つことができるという概念ですね。例えば、ピアノを練習する時あなたは同じフレーズを「できるようになるまで」練習していないでしょうか?それはムダですので、すぐやめましょう。

一般的に上手になっていくというのは、「その人がやっている癖がなくなっていく」ということがいえます。

プロ中のプロの演奏を見てみるとわかると思いますが、人の個性はあれど、身体の使い方はほぼ同じになっていくのにお気づきになるかと思います。

癖を無くして癖を無くして癖を無くす。そうすることで理想の形になるというのがアレクサンダーテクニークなんです。

教えるのが難しい生徒さんへの指導のヒントが分かる

ピアノを教えている先生ならわかると思いますが「この子癖がすごすぎて教えにくいし、全然技術が身につかないな・・・」なんて子いらっしゃいませんか?逆に技術を教えたらすぐに身に着くスポンジのような子もいらっしゃるかと思います。

この差はなんなんでしょうか?

年齢でしょうか?年齢が近くても全然技術が身につかない子もいらっしゃいます。この差はなんなんのかというと単純です。「癖がすごい」ということなんですね。

例えば手にガチガチの力が入る癖を持っている子はどうでしょうか?そういう子にハノンの基礎練習をさせても、より手の固さの癖が際立ってしまいます。

それに引き換え手に癖がまったくない子はどうでしょうか?基礎練習をすればするほど、上手になることができます。

つまり
新しい技術を手に入れる=癖がなくなっていく

というのとほぼ同意義なんですね。ですので、アレクサンダーテクニークを知っていると教えている生徒の癖を見抜くことができるようになるため、生徒がグングンと上達することができます。

生徒たちに無茶な練習はさせない、でも成果は大きく向上

上で述べたこととほとんど同じになりますが、上達の道筋がわからなくなってしまうと同じフレーズができるまでずっと練習してしまいます。

そして身体を無理してしまい、身体を壊してしまうということもありえます。でもアレクサンダーテクニークを使えば無茶な練習をしなくてもすむし、なおかつ上手にもなりやすくなるので練習の成果が大きく向上します。

見取りの能力が高くなる

癖を見抜く能力。
何ができていないのか見抜く能力。
講師業をしている人にとってはすごく大切な能力です。

アレクサンダーテクニークができればこの能力がぐっと向上します。

日本各地から生徒がきてくれる

アレクサンダーテクニークの講師になってから早7年経ちますが、おかげ様で日本各地からアレクサンダーテクニークを受けたいという方が来てくれています。

特に関西から西側にはあまりアレクサンダーテクニークを教えてくれる所がないため、兵庫県より西の方はわざわざ兵庫県までレッスンを受けにきていただけます。

アレクサンダーテクニーク×ピアノという技術を持つことで、ただのピアノの講師になるだけでなくアレクサンダーテクニーク×ピアノという特別な技能を持った先生になることができます。

だから全国から生徒さんが来てくれるようになるんです。

身体の使い方を教えられる

音楽家で身体の使い方を教えれる人というのはどれくらいいらっしゃるのでしょうか。アレクサンダーテクニークの本場ドイツでは、国に正式に認められた国家資格になりますのでたくさんのアレク講師がいらっしゃいますが、日本にはあまりいらっしゃいません。

アレクサンダーテクニークを習得すると自然の演奏法というのを教えることができますので、生徒が将来腰痛や肩こりに悩まされることなく音楽生活を送ることができます。

ピアノ講師のアレクサンダーテクニーク経験談

なるせ音楽教室 成瀬美恵子先生

アレクサンダーテクニークとはなんぞや?と思い体験レッスンを受けました。

まずは姿勢です。今まで楽だと思っていた姿勢はホントは身体に負担をかけて、今まで立っていた姿勢がホントはそうじゃなかったことに気づかされました。

 

背骨と首、頭の関係。腰痛になりにくい すわり方、立ち方等。盛りだくさん教わりましたが物覚えがよくない上にメモを取れなかったのでここにうまく表現できませんが、

私の日常の姿勢の癖を教えてもらいそれが首から肩への凝りの原因とわかりました。

 

癖なんて治るのだろうかと思っていましたが、先生の「人間は楽なほうに行きたいから、本当に楽な姿勢を身体が覚えたら忘れられない」との言葉。

 

音楽家、楽器演奏する方にアレクサンダーテクニークの支持者が多いこと。椅子の座り方から 腕の持って行き方、教えられた通りにピアノの弾く姿勢を取ってみたら

ふわっと楽にいつまででも弾けそうな感じに。教本にある 浅く腰掛け姿勢よく、腕は楽に脇はあけてとの説明以上に自然に座れました。そのままピアノの前に持ち帰りたいほど楽でした。

成瀬美恵子

関西にてアレクサンダーテクニークの無料体験レッスン受け付けています!

兵庫、大阪にてアレクサンダーテクニークの無料体験レッスンを行っています!
ご希望の方はお時間、日程等ご相談の上こちらからご連絡下さい。

ABOUT ME
慎一郎
モーラー奏法、アレクサンダーテクニーク講師の慎一郎と申します。 このサイトは、アレクサンダーテクニークの観点から見た、ドラムの解説や、ドラム商品のレビュー、練習方法などを解説していく、ドラム情報総合サイトです。
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