これからドラムを始めようとしている方は、練習用として「電子ドラム」を購入しようと考えることはないでしょうか。ドラムというのは練習場所がかなり困る楽器ですし、近所迷惑にもなりますから音が出にくい電子ドラムの購入は誰もが通る道と言えますよね。
ただし、1つ言えることとして
電子ドラムの種類が多すぎてどれを買えばいいのかわからない!
ということがあると思います。ですので今回は、値段別におすすめの電子ドラムをまとめてみましたので、これから電子ドラムを買おうとしている方は参考にしてみて下さい。
もくじ
選ぶ時のポイントはこの3つ!
まず電子ドラムを買う時のポイントとしては、以上の3つです。、
- 後からでも増設できる電子ドラムであること
- ドラムの形に合ったものであること
- メッシュヘッドの物が静音性が高く感触も良い
順番に解説していきます。
後からでも増設できる電子ドラムであること
電子ドラムというのは、ランクの高いものになると増設できるものが出てきます。
楽器を長くやればやるほど使う人にこだわりが出てくるのは当然ですよね?例えば、シンバルを1個増やしたい、小太鼓を増やしたいなど人によってこだわりたい部分がでてきます。これがランクの高いものであれば、増設することが可能ですが安いものですと増設が不可能になります。
ですので、どこまでドラムを続けるのかというのをお財布と相談することが大事になってきます。
ドラムの形に合ったものであること
突然ですがまずはドラムセットの画像を見てみましょう!
ドン!!!
こちらがドラムになります。
そしてコチラが最安価モデルの電子ドラムです。
どんっ!
そしてこちらが上級モデルの電子ドラムです。
ドンガラガッシャーン!
違いがおわかりでしょうか?
そうですね。シンバルと呼ばれる丸い部分が最安価は叩く所があるだけ。といった形なのに上級クラスはしっかりとドラムの形になっているのがわかるかと思います。
ドラムの形を保っているというのはとても大事なことで、これだけでスキルの上達力が変わってきたりするため、上級モデルのドラムを買えるなら迷わず買っておくことが大切です。
メッシュヘッドの物が静音性が高く感触も良い
これがメッシュヘッドと呼ばれる、下が見えるぐらい薄いものになっているものですが、なんといってもこいつの効果はすごくて、音が全然しなくなります!
といっても伝わらないと思いますので、比較動画を見てもらいましょう。
どうでしょうか?すごい音の差がありますよね。というように電子ドラムは高価なタイプほどこのメッシュヘッドを使っている可能性が高いです。
電子ドラムを選ぶポイントまとめ
- 後からでも増設できる電子ドラムであること
- ドラムの形に合ったものであること
- メッシュヘッドの物が静音性が高く感触も良い
上記の3つの要素が大事になってきますが、価格が高くなるほど上記の要素が入っていたりいなかったりします。お財布と相談しながら決めてみて下さい。
電子ドラムの価格帯について
電子ドラムのおすすめ価格帯は主に3つ、そしておすすめメーカーはYAMAHAかROLANDの2つです。
表に簡単にまとめてみましたので参考にしてみて下さい。
価格帯 | メーカー名 |
3~5万円 | YAMAHA |
10~13万円 | YAMAHA、ROLAND |
20万以上 | ROLAND |
3~5万円の安い電子ドラムはYAMAHAを、20万以上の高価な電子ドラムはROLANDを選ぶと失敗が少なくて良いでしょう。
機種名/メーカー名 | 価格 |
---|---|
DTXPRESS 400KS | 51,300円 |
- 最安値
- 増設×
- メッシュヘッド×
- ドラム椅子付き
- シンバルの形
DTXPRESSシリーズ、講師の佐藤慎一郎が高校生の時に初めて買ったドラムセットになります。正直おすすめポイントとしては「安い」それだけです。
安くて最小限の電子ドラムをお探しの方はこの電子ドラムで充分でしょう。ただし、メッシュヘッドでなく将来の増設も期待できませんし、メッシュヘッドでもないので騒音も他のよりは大きくなります。
そのため本当に「安さ」のみしか利点がないため、そこに興味がない方は、もう1つ上のグレードの電子ドラムをおすすめいたします。
機種名/メーカー名 | 価格 |
---|---|
TD-1KPX-S/ROLAND | 103,680円 |
- 初心者お得用セット
- 増設×
- メッシュヘッド◎
- ドラム椅子付き
- シンバルの形
- スティック付き
- ヘッドフォン付き
中級、上級モデルの安心安定ブランドといえばROLANDです!今回はその中でも名機と名高いTD-1KPX-Sのご紹介となります。今回は初心者セットになっていますので、電子ドラムだけでなく
- スティック
- ドラム椅子
- ヘッドフォン
などがセットになっているため、これからドラムを始めようとしている方におすすめの電子ドラムになります。正直上級モデルを買わなくてもこのモデルだけ持っていればOKと思えるほど充実した商品です。
ただし1つの弱点として、増設ができないようになっています。一生ドラムをしていくんだ!という場合には、こだわりたいことがでてきた時に増設することができませんので、増設することに妥協できるかどうかがこの商品を買う理由といえるでしょう。
機種名/メーカー名 | 価格 |
---|---|
TD-25KV-S/ROLAND | 293,000円 |
- 音質の高クオリティ
- 増設◎
- メッシュヘッド◎
- ドラム椅子付き
- シンバルの形
- スティック付き
- ヘッドフォン付き
- ドラムマット付き
- ドラムペダル付き
電子ドラムの最高峰!ローランドのV-Drumsシリーズになります。V-Drumsシリーズの大きな特徴は、なんといっても電子ドラムの増設が可能という点です。
弱点としてはやはり価格が高いということがいえますが、それに合う音質の良さや叩き心地、騒音の量などすべてが最高峰の電子ドラムです。ただ、何度もいいますがものすごく高いため、ドラムを一生の趣味にしたいと思ってから買ったとしても遅くはないと思います。
まとめ2
いかがでしたでしょうか?これからドラムを始める初心者の方は是非参考にして頂ければと思います。
僕も25年以上ドラムをやっていますが電子ドラムは2台で済んでいますので、かなりのコスパの良い買い物です。是非購入してドラムのスキルをレベルアップさせていきましょう!