アレクサンダーテクニークという言葉を大学や専門学校で聞いたことがあるかもしれません。アレクサンダーテクニークに習っている人に聞くと、ATはいいよ!とか肩こりがなくなるよ!なんて話をちらほら聞きます。
でもそんな話を聞いて私は「あれ?アレクサンダーテクニークって宗教か何かなのかな?」と思ってしまいました。
アレクサンダーテクニークとは宗教ではなく、身体の使い方を教えるメソッドです。今回はアレクサンダーテクニークについて触れていきたいと思います。
なぜ宗教?と勘違いされるのか
アレクサンダーテクニークは何も難しいことはしていません。「自分の癖に気付いて、それをやめること」に重点をおいています。アレクサンダーテクニークを客観視してみると、先生が身体に手を触れるだけで
- 肩こり、腰痛が治る
- 楽器の音質がよくなる
- 身体が自由に動かせるようになる
などの利点があります。これだけ聞くと「うそつけ!」って絶対思ってしまいますよね。
実際にアレクサンダーテクニークの講師は色々な思惑があって、手をふれているのですが、客観視してみるとすごく怪しいのです。ですので、表面だけアレクサンダーテクニークを見た方は、「宗教なのか・・?」と思っても不思議ではないと思います。
アレクサンダーテクニークは身体の基本的な使い方を教えるメソッドである
人間は、基本的に成長するにしたがって「身体をゆがめてしまう癖」などがでてきてしまいます。その癖をアレクサンダーテクニークを使うことで「発見」し、「改善」することができるのが、このメソッドの魅力です。
例えば、腰痛になった場合アレクサンダーテクニークを知らない方は、腰痛を治すために病院や整体などにいきますよね?
でも、腰痛になった時にアレクサンダーテクニークの講師はまず、頭ー首ー背中の関係性をみます。その関係性のことをプライマリーコントロールと呼びますが、プライマリーコントロールが改善するだけで、大体の症状は改善してしまうのです。
これが、アレクサンダーテクニークがドイツの医療で支持されている理由なんですね。
頭ー首ー背中のプライマリーコントロールがアレクサンダーテクニークが一番大事にしているポイントになります。このポイントを以改善することに講師は命をかけています。
アレクサンダーテクニークを学ぶと、アレクサンダーテクニーク信者になりがち
アレクサンダーテクニークを用いると、実は身体の不調に関する症状などの7割は改善できてしまうため、アレクサンダーテクニークによって難病が改善した方は、AT信者になってしまうことがよくあるようです。
視野を狭めてしまい、アレクサンダーテクニークの一本調子になるのは確かにいけませんが、それぐらい魅力のあるメソッドなので、やってみても損はないと思います。
信者の熱心な勧誘を聴いて「宗教なの?」と勘違いしてしまう方もいらっしゃるようですね。
まとめ
アレクサンダーテクニークは、宗教でもないですし、セラピーでもなければスピリチュアルでもありません。身体の使い方を教えるメソッドになりますので、アレクサンダーテクニークを習おうと思っている方は、安心して習ってみて下さいね!