モーラー奏法

モーラー奏法を足に応用する!具体的なメソッドと思考するポイントをご紹介!

モーラー奏法を足で演奏する。この難題にチャレンジしているドラマーは数多いのではないでしょうか。といっても、足の動きは腕の動きを理解していれば動かすことができるようになります。

モーラー奏法を足に応用したい!と思っている方は多分ですが、ヘルハマーのような超絶なツーバスを叩けるようになりたい!という方や、楽にダブルストロークが踏めるようになりたいという方が大半でしょう。

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今回は、モーラー奏法を足に応用する上での大切な事柄を文章にしていきたいと思います。この記事を見れば、足はこういう風に動かせばよい!というのがわかりますので、是非読んでみて下さい。

 

そもそも足の構造ってどうなってるの?

そもそもあなたは足の構造を理解されているでしょうか?

モーラー奏法を足で応用する上でよく言われているのは

股関節を内転、外転させる

というようなことをよく言われますが、絶対にやめて下さい!

正直それはモーラー奏法ではないです。もちろん、足を動かすには内転、外転の動きはとても大事にはなってきますがそれでは音量を無理やり出すだけになってしまいます。

力の出る場所(力点)をもっと意識するというのが大事です。

具体的に言うならば第5基節骨より先を動かすことが大事になってきます。簡単に言えば指先、もっと専門的に言えば腱と言われる部分を動かすことを意識しましょう。

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足の動きはモーラー奏法を習得した時と同じように考える

手と足の構造というのはかなり似ているため、モーラー奏法で学んだことをそのまま足に応用することができます。

モーラー奏法を叩く上で、基礎知識講座にて最初に習った事はなんでしたでしょうか?

 

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そうです。手の内転、外転についてでしたよね?なんだっけ?という方はこちらの記事をチェックしてみて下さい。

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そうです。足も動かす時には気づかない内に内転、外転しているんですね。

実際に歩いてみるとわかると思います。後ろ足を最後蹴り出す時に内転、前足を着地する時に外転するのがわかりますでしょうか?この動きをドラム演奏に使うことがとても大切です。

歩く時に股関節を意識しますか?

ここまで記事を読んで頂き有難うございます。ここでそんなあなたにご質問なんですが、あなたは股関節まで意識して歩いているでしょうか?8割の方は意識していないと思います。

そうです、つまりドラム演奏の時に股関節のことを意識して動かしてしまうと、普段の動きと違うことをしながら足を動かしている。ということになってしまいます。

ですので、結論を言うと極力股関節を意識しない内旋、外旋する方法を探さないといけない。ということになります。

足先を動かすと内旋、かかとを動かすと外旋する

実は、身体というのは足先を動かすと内旋しかかとを動かすと外旋します。要はこの足先とかかとを動かしてバスドラを踏むことがとても大切になってきます。

この動画では、足先だけで叩いていますのでずっと内転して叩く(俗にいうグラッドストーン奏法)で叩いているということになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?身体動作というのはかなり習得が難しくそれなりに訓練が必要です。

  • 足先
  • かかと

この2つを意識して使うことでフットワークはどんどん上達していきますので、是非活用してみて下さい。また、今回でモーラー奏法についての記事は終わりになります。

モーラー奏法についてここがわからない!これについて教えてほしい!という疑問などありましたら、お気軽にお問い合わせページよりご要望頂ければと思いますので、よろしくお願い致します。

 

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慎一郎
モーラー奏法、アレクサンダーテクニーク講師の慎一郎と申します。 このサイトは、アレクサンダーテクニークの観点から見た、ドラムの解説や、ドラム商品のレビュー、練習方法などを解説していく、ドラム情報総合サイトです。
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